志望校合格へのロードマップ(秋田高校・秋田南高校・秋田北高校・秋田中央高校)

受験の年をむかえる新中3生の志望校合格へのロードマップです。

【本番点数イメージ(目標)】 

 ・秋田高校:425点(平均85%)   

 ・秋田南高校・秋田北高校:375点(平均75%) 

 ・秋田中央高校:350点(平均70%)

過去の本番の合格ボーダーライン推定値平均+αを目標点としました。当塾は過去3年間で9割の生徒が本番の点数が自己最高点数(実テ平均点の+30点程度)となることから実テでも同じ点数を目標点とします。

【各科目点数イメージ(目標)】

国語:  

 ・秋田高校:80点

 ・秋田南高校・秋田北高校:70点 

 ・秋田中央高校:65点

国語は本番最初の科目であり緊張すること、結果が後の科目に影響すること、テストとの相性で点数が変動しやすいことなどを考えると、プレッシャーをさけ無難に乗り切るために目標点は控えめにしました。

数学:  

 ・秋田高校:85点

 ・秋田南高校・秋田北高校:75点

 ・秋田中央高校:65点

秋田高校受験者にとっては鬼門、その他進学校受験生にとってはチャンスの科目であり合否を左右します。実テ・校外模試の点数と本番の点数が乖離しやすい科目で常に450点以上(数学90点以上)の受験生が数学で力を発揮できずに秋田高校に不合格になるケースはよく耳にします。その原因として数学は時間のプレッシャーを最も受けやすいこと、本番と実テ・校外模試の問題の質が異なることが挙げられます。本番は実テ・校外模試と比較し基本問題の比重が高いですが、実テ・校外模試のように定型的難問は出題されず、その場で考えさせられる・時間を要する問題が多く高得点は取りずらいです。結果、実テ・校外模試で常に90点以上の生徒は、これまでとの勝手の違いにてこずり焦り結果70点前後に沈没(失敗はその後の科目に影響)、逆に数学を得点源としない受験生は基礎を中心に勉強を進めており本番の問題に対応しやすく、本番では時間を要する問題は初めから捨て基本問題を確実にとり結果80点前後になるというのがありがちなケースです。

英語:   

 ・秋田高校:87点   

 ・秋田南高校・秋田北高校:77点   

 ・秋田中央高校:72点

この科目は今回出題傾向が大きく変わりました。読解、英作文とも英文量が増えましたが問題の設問自体は素直であり実力が点数に反映されやすくなりました。この傾向は今後も続くことが予想されます。英語が得意な受験生にとってはこれまで以上に高い点数が取りやすくなりました。

理科:   

 ・秋田高校:88点   

 ・秋田南高校・秋田北高校:78点   

 ・秋田中央高校:75点

理科は5科目で最も学習範囲が狭く暗記パターンの問題は社会より少なく解法パターンの問題は数学よりやさしいので受験者にとっては最も高い点数が取りやす科目だと思います。よって勉強の優先順位は高くあるべきですが、各単元の寄せ集め科目であり得意な単元と苦手な単元が分かれ(生物・地学分野が得意で物理・化学分野が苦手な人が多いようです)、苦手な単元に手をつけず点数が伸びないケースが多いです。苦手な単元を1つ1つ得意な単元に変えていくことで高い点数が取れます。この科目で点数が取れないと秋田高校受験生は苦戦が強いられます。

社会:   

 ・秋田高校:85点   

 ・秋田南高校・秋田北高校:75点   

 ・秋田中央高校:73点

暗記パターンの問題がほとんどを占めることから社会を得意だとする生徒は多いです。しかしながら本番では資料を見て考えさせる問題や時事問題、記述問題の比重が多く、学習範囲も広いので高い点数をとることが実は容易ではありません。社会で点数を稼ごうとする受験生は多いですが社会が苦手な受験生も最後に追い上げるので、進学校を受験するほとんどの受験生は結果的に70点~80点前後に収まります。社会が得意な受験生ほど社会の勉強を優先し時間をかけてしまいがちですが深入りせず苦手科目を優先するのが賢明です。

【目標点数達成のためのポイント】

学習方法については「佐々木塾スタンダード学習法 2024年版」をベースに進めます。

◇国語:

努力が結果に直結しやすく点数が安定する漢字・語彙・文法・古文(漢文)を確実にとることが目標点達成のポイントであり、ドリル・問題集により知識を1つ1つ確実なものにしていきます。集団授業・季節講習会では定期的に時間を計り演習を行います。自学方法については「佐々木塾スタンダード学習法 2024年版」をベースに進めます。

◇数学:

秋田高校以外の進学校受験生は手を広げすぎず教科書・ワークを繰り返し基礎を固めることで目標は達成できます。秋田高校受験生はそのうえで思考力を要する問題にどれだけ対応できるかがポイントです。毎回の集団授業・季節講習会であらゆるパターンの思考力問題演習を行うので、その問題を完全に理解し(一人ひとり個別確認&指導も行いますが)、各自で問題をファイリングし何度も見直しを行えば目標を達成できます。数学に苦手意識がある受験生は計算ドリルを毎日短時間でも継続します。自学方法については「佐々木塾スタンダード学習法 2024年版」をベースに進めます。

◇英語:

この科目は過去3年、本番での塾生平均点85点(今回は89点)を超えており、過去には入試直前の実テ英語50点未満の生徒が直前で入塾し本番で80%を超えていることから集団授業・季節講習会に参加することで目標を達成できます。自学方法については「佐々木塾スタンダード学習法 2024年版」をベースに進めます。

◇理科:

この科目は苦手な単元を1つ1つ得意な単元に変えていくことがポイントであり、苦手な単元についてはワークを繰り返します。より高い点数を取るために集団授業・季節講習会では応用問題に絞って演習を行いますので数学同様に各自で問題をファイリングし何度も見直しを行えば目標を達成することができます。自学方法については「佐々木塾スタンダード学習法 2024年版」をベースに進めます。

◇社会:

この科目は地理・歴史・公民(手薄になりがち)を偏りなくまんべんなく学習することがポイントです。ワーク・教科書・資料集で基礎を固め過去問を可能な限り解くことで目標を達成できます。自学方法については「佐々木塾スタンダード学習法 2024年版」をベースに進めます。

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