5年の壁 佐々木塾「350点ルール」の背景
学習塾を開業する際に、学習塾の廃業率を調べたことがあります。ある調査では、学習塾は飲食業に続いて廃業率が高いようで全国的には開業から3年で約5割、5年で約7割の学習塾が廃業しており、特に少子化が進む秋田県では3年で約65%もの学習塾が廃業しているという数値もありました(数年前の資料なので今、もしくは今後はもっとシビアなのかもしれません)。この数値から言うと現在秋田市内に5年を超えて営業を継続している多くの学習塾は規模・業態・ターゲットは違えど、それぞれが特色を持って社会のニーズに応えている、だから5年を超えて営業を継続しているといえるかもしれません。ちなみに佐々木塾は今年度5年目なのでまだ「5年の壁」は破っておりません。悪しからず。
全国にあまた存在する中小の学習塾の中で抜群の成績を上げている学習塾は存在するわけですが、佐々木塾半径3km以内にもKさん、Sさん、Tさん・・・などそれなりの規模を維持しながら素晴らしい成績を上げている塾は存在します。佐々木塾程度の小規模・少人数制でも四苦八苦しているのに中規模の学習塾が全体の成績を上げるのは驚愕以外のなにものでもありません。大手学習塾となるとクラス分けができるので極端な話、全員の成績を上げなくてもできる生徒をアピールしながら全体としてパイを大きくすればよいわけですが(好き勝手言ってすみません 実態は違うかもしれませんね)、中小レベルとなるとそれぞれが目指す方向で結果が出ないとあっという間に淘汰されるわけです。抜群の成績を上げている中小の塾長さんたちはよく言います、「よい生徒、頑張る生徒が集まってくれるだけですよ」と。開業時に成績がよい生徒、やる気バリバリの生徒が入塾することはほぼあり得ません。ここに至るまでの塾長(スタッフ)さんの様々な決断や日々の努力を考えると刺激になる・・・というより本音を言うとちょっと気が遠くなります。
前置き長くなりました。
今回の定期テストから適用する「350点ルール」は佐々木塾「5年の壁」を破るための1つの決断であります。
佐々木塾が中学生コースで目指す方向は「全員が進学校合格レベルの成績に到達すること」です。そのためには、出題範囲が限定され基礎基本の定着度をはかる定期テストで350点クリアーは最低条件だと考えています。もしそれが達成できていないとしたら、週5日毎回通塾するくらいの努力ができなければ最終的に「進学校合格レベル」への到達はできないと考えています。
「350点ルール」により、全員が定期テスト350点クリアーもしくは週5日通塾の努力を継続できる生徒となり、全体のレベルが上がり、「全員が進学校合格レベルの成績に到達すること」へとつながっていくかもしれません。
一方で「350点ルール」により、極端ですが全員が350点に到達できず、全員が週5日の通塾はさすがにできないとしたら、全員が退塾するという最悪の結果もあり得ないわけではありません。
「環境は人を育てる」と言いいます。環境が個人の行動や思考、そして成長に深くかかわっているのは間違いないと思います。佐々木塾は「5年の壁」「10年の壁」を破るため、常に継続的に「レベルの高い環境」を追求していきます。

