【合格へのイメージ】実力テスト⑦総括

年明け早々の実力テスト⑦も終了し、これまでの結果をもとに学校の三者面談を経て志望校がほぼ確定します。

目標としていた「これまでの最高点・最高順位」を達成した生徒もいればそうでない生徒もいましたが、現状の志望校を聞く限り本番までには中3生9名全員の合格がイメージできる結果でした。数名の生徒は次回最終の実テの結果で志望校ランクを上げるかどうかを決定するようですが、どのような選択であれ、本人・ご家族で考え悩み抜き相談して決めたのであれば、将来的にもそれが正解だと思います。

全体を簡単に総括します(1名の結果は不確定)。

・数学は満点2名+97点1名をはじめ高得点者が多く全体的に順調です。塾では何度も言っていますが、教科書問題を全て完璧に瞬殺で回答できれば本番で8割を切ることはないです。愚直に教科書問題隅々まで取り組んでいた生徒は今回満点でした。授業ではこれまで通り本番を想定した制限時間を圧縮した、あらゆるパターンの単問演習を継続します。

・英語は例年本番では塾生平均8~9割は取れていますが、その想定からするとまだまだ力不足です。本番までにはそのレベルにもっていきます!授業では冬期講習で実施した制限時間内での長文読解を継続しつつ様々な演習を行います。

・理科社会は予定通りほぼ全員が点数をあげてきています。特筆すべきは社会だけを苦手としていた生徒(当初5~6割)が今回9割をクリアーしたことです(南高志望ですが実テ450点超も見えてきました)。授業では何度も言っていますが1問1答は多方面からの様々な知識を網目のように関連させ脳を刺激し記憶を定着させるために行っているので、1問1答で新たな知識や弱点を認識したら、それをメモし授業が終わったらすぐに教科書に立ち返りその箇所や周辺を読み込むことが重要です。今回9割超えの生徒は愚直にそれを継続していました。1問1答は本番まで継続しますが、この生徒の学習方法を行えば更に点数は上がります。

国語は悲喜こもごもで毎回8割超えの生徒が今回は5割だったり、3回前の実テで50点の生徒が今回9割超えしたりとやはり読めない科目です。国語は志望校が秋高であれ本番6割でも合格点に達するように4科目のレベルを徹底的に上げるべきです。ただ授業では引き続き本番を想定した制限時間を圧縮した演習(現代文・古文・漢文)を継続します。国語は期待せず、さりとて圧迫演習を継続することで本番では想定外の加算があるかもしれません(たぶんあります)。

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