実力テスト⑤振返り&実力テスト⑥目標と対策
この時期の中3生のテスト結果については、結果がよければ「たまたまよかった」と考えるべきであり(継続していくことが大事)、結果が悪ければ「まだまだ伸びしろがある」と前向きな気持ちで原因の追究と対策の検討を行い、次回リベンジに向け猛烈に努力するのみです。
◇前回の実力テスト⑤の振り返りを簡単に行います。
目標としていた理科・社会の秋田高校160点、その他進学校150点については10人中7人の生徒がほぼクリアーしました。5科目合計点で言うと、5人の生徒が400点前後で、多くは1年時2年時の入塾者でした。中にはこの1年で実テの点数が安定的に80点以上改善した生徒もいますが、この1年間の本人の努力(遠方から週3日以上・今は週5日ペースで早い時間からの通塾)を考えると当然かもしれません。
一方3年時からの入塾者の多くはあと1歩、あと2歩の状況で、志望校合格まで100点近くの上乗せが必要な生徒もいますが、過去に当塾から同じようなケースで志望校に合格した例は珍しくはなく普通にあります。ただし逆転合格した生徒達は全員が、通塾時間さえも惜しみ学校帰りに塾に直行し毎日、16時前から20時30分まで適度な緊張感を持って集中して勉強をしていました。どの受験生も追い込みをかける時期ですが、これくらい真剣に頑張ることができれば80点~100点アップ程度の逆転合格は十分に可能です。それができないようだと・・・逆転合格は厳しいでしょう。
◇11月下旬に実施される次回の実力テスト⑥の目標点数を以下の通りとします。すでにクリアー済みの生徒は自己最高点数・最高順位を目指してください。
秋田高校・・400点
秋田南高校・仙台向山高校・高専・・380点 志望している生徒のレベルにあわせやや高めに設定
秋田北高校・秋田中央高校・横手高校・・350点
秋田商業高校・・250点
◇対策
現時点で実テ380点以上の生徒は、毎回の授業を消化し今までやってきた学習法の継続で問題ないと考えます。可能な限り全国高校入試や実テ過去問をどんどん解いてください。面白いように成績は上がるはずです。
一方、上記の目標点を50点以上ショートしている生徒については、個別に科目別の対策が必要です。以下のような個別カリキュラムを準備しましたが、やり切るためには、やる側・管理する側とも覚悟と厳しさが必要です。いつまでに終了させるのかスケジュールを設定し毎回進捗をチェックします。中途半端に手を付けるならやらないほうがマシです。よって希望者には、やりきることを宣言してもらいキッチリ管理します。
・国語読解力・・・論説文(合計10題)の要約トレーニング
・数学基礎完成・・・数学1年~の教科書の巻末問題&補充問題全問を1問1問解き完璧にする。
・英語・・・中1~の教科書全文ノートに和訳&添削と単熟語暗記
・理科・社会・・・ワーク合計8冊を全問完成&理解できたか口頭チェック