夏期講習振り返り(中学コース)
【中1】
今回、最もこだわったのが計算力の強化です。計算力は数学の土台であるとともに、物事を理解し考える力を高める効果があると言われているようです(同感です)。計算力がある子が全員勉強ができるわけではありませんが、勉強がよくできる子で計算力が弱いという話はほぼ聞きません。よって今回は毎回時間を計り計算練習を行いました。前回の定期テスト数学100点の生徒で50問中不正解は1問程度、これくらいだと本番で見直しができるので問題ないレベルだと考えます。50問中不正解が5問以上だと計算力が弱いレベルであり毎日5分でも計算練習を行う必要があります。ちなみに小6の女の子はこの期間中不正解が1つもないレベルでした(負けました!)。夏期講習終了後も計算練習は定期的に継続します。
計算練習と並行して教科書・ワーク・確認テストの難問・重要問題の解き直しを繰り返しました。
英語は教科書のテスト範囲について、どの箇所であっても瞬時に英訳できスペルミスなく正確に書き取る練習を繰り返しました。
理科・社会は教科書・ワーク・プリントの内容・問題・解説を全員で読み合わせしました。
結果的に夏休み明けの附属中定期テスト対策に終始し、山王中生にとっては復習の場、小6生にとっては予習の場となりました。附属中生の定期テスト結果、期待しています。
【中2】
英語と数学の強化にほぼ終始しました(+附属中の定期テスト範囲の社会・理科の1問1答)。
英語についてはユニット3の和訳を全員に配布し全文の和訳・英訳がスラスラでき、キーセンテンス類題を瞬時に英訳できる状態を目指しました。和訳を見て全文スラスラ英訳できるようになるためには何度も音声を聞き、音読を何回・何十回と繰り返し、英文を書き込み、何度も練習を繰り返す必要があります。並行して、さきがけ自習室の中2範囲の問題を全て解いてもらいました。定期テストで9割~満点を目指すならここまでの学習は必要ありませんが、実テ・受験で確実に9割超、高校でも英語が絶対的な得意科目になるのが今の中2生の目指す姿です。この学習は夏期講習後も継続します(途中入塾者にも実施してもらいます)。
数学は中2のこれまでの範囲の計算練習を時間を計って実施しました。数学が得意な生徒もテスト形式で行うとなかなか満点には至りませんでしたが定期的に練習を重ねるに従い全員の正解率は徐々に改善されていきました。夏期講習終了後も計算練習は定期的に継続します。
計算練習と並行して連立方程式の応用問題全パターン10数題を何度も繰り返し、あらゆるパターン問題についても瞬時に解法が思い浮かぶ状態を目指しました。連立方程式については計算・応用問題ともほぼ完ぺきな状態になったはずです。夏期講習終了後は各単元とも同じように計算・応用力強化を継続し定期テストでは平均85点以上を達成します。
【中3】
英語についてはさきがけ自習室(全50回)20回を超えました。毎回、授業での解説もしくは個別添削を継続しており明らかに全体の英語レベルが上がってきています。並行して受験用ドリルと教科書を使用し様々な問題を繰り返し基礎力を強化しました。夏期講習終了後は長文含めより実践的な内容に移行します。英語の受験本番の問題は難化傾向にありますが、今年度の受験生は英語平均9割超を目指します。
数学は1次関数・連立方程式と中3のこれまでの範囲の重要問題を何度も繰り返し解法の定着(問題を見てすぐに解法が浮かぶ状態)を図りました。夏期講習終了後も引き続き重要問題をピックアップし演習を繰り返します。数学本番では秋田高校を目指す生徒は9割、その他の生徒は8割を目指します。
国語はドリル数ページ、社会は歴史前半と公民の実テ範囲の1問1答、理科は中1範囲の1問1答を行いました。夏期講習終了後は国語・社会・理科の比重を高めつつこの学習内容を継続します。社会・理科は本番直前まで点数が伸びていくので、社会・理科本番では秋田高校を目指す生徒は9割、その他の生徒は8割を目指します。国語は時間を計りながらの演習量を増やし秋田高校を目指す生徒は8割、その他の生徒は確実に7割を目指します。