【総括】2023年 第3回定期テスト
附属中については第2回定期テストが最終、全員が目標75位以内(秋高合格レベル)を大きくクリアーし、英数の合計最高点181点(問題のレベルがかなり高いです)、全体の英語平均89.5と素晴らしい結果でした。
今回は山王・泉の中1&中2を総括します。
今年度からテスト対策期間を従来の2週間から1週間に、直前の祝土日の塾での対策時間を1日6時間から3時間と短縮しましたが、結果的に教室内の集中力は明らかに高まり全体の平均点は右肩上がりとなりました。テスト対策期間(&時間)を短縮した理由は、テスト直前だけ猛烈に頑張るのではなく日々の学習を大切にしてほしいからです。中学の学習範囲であれば学校帰りに塾で週3日ないし4日、1時間本気で勉強に集中できればテスト対策に多くの時間を費やさなくてもトップレベルの成績は可能であると考えます(実際にそのような生徒は少なくないです)。高校の学習範囲は中学の学習範囲の7倍~10倍といわれていますが勉強ができる時間が7倍~10倍に増えるわけではありません。この時期は日々の学習で集中力を高める習慣を身に着けることこそが大切です。
結果は以下の通りです。
・5科目平均
中1・・・440点(過去最高) 全員が400点クリアー
中2・・・419点(過去最高)
・科目別平均
数学・・・84.1点(過去最高)
英語・・・83.2点(3回連続80%クリアー)
・460点以上・・・4名
・佐々木塾で特に力を入れている英語と数学がいずれも平均8割を超えることができたのは大きな成果でした。数学は人によってどうしても得手不得手がありますが、英語は学習方法によって誰でも得意科目にできる科目です。この1年の結果から当塾として英語の効果的な学習法が確立されたと考えています(英語が全く苦手なため冬期講習前に入塾した生徒にもその英語学習法を実践しましたが今回95点でした。)。
・全体的に生徒一人ひとりの定期テストへのこだわりが結果に反映されていたように感じています。ものすごい努力をしたであろう学年トップクラスのキープ、それ以上に努力が必要だったであろう学年トップクラスへの返り咲き、前回時間切れで手痛い失点に対するリベンジ、この科目だけは譲れないとの思い、部活動(東北大会)でテスト前々日まで満足にテスト勉強ができない中、だからこその底力を発揮しての高い点数・・・・生徒一人一人の頑張りには敬意を表します。
・前回までに100点超得点アップした生徒達は今回の足踏み状態の点数には満足していないかもしれません。インフルエンザなどで十分なテスト対策ができなかったりテスト前は手ごたえがあったのに点数に反映されなかったりと忸怩(じくじ)たる思いはよくわかります。ただ実力はダイレクトに点数や順位に反映するものではありません。一気に上がってもその後は横這いや後退を重ねながら徐々に反映されていくものです。ただ学習量にともなって一歩一歩成長していることだけは間違いがありません。まだまだ通過点です、継続は力なりです!!
・今回インフルエンザで残念ながらテストを受けることができなかった生徒がいました。自ら150点アップの目標点数を設定し努力をしてきただけに悔しかったと思います(こちらの見立てでは少なくとも100点アップは達成していたはずです)。楽しみは次回にとっておきましょう!!