教室の風景(2023年6月 定期テスト月間)
新年度に入り2ヶ月が経過しました。今年度から中高生は「通塾放題コース」に一本化しましたが、毎日通塾する生徒が10人弱います。ほぼ毎回3時間以上の学習を継続する生徒、部活帰りの19時過ぎから1時間前後の学習を継続する生徒など様々ですが、そのほとんどがなぜか女子生徒です(毎日通塾する男子生徒は若干1名のみ)。そもそも「通塾放題コース」に一本化した理由は、部活動などで疲れていても帰宅前に30分でも1時間でも集中した学習を行いその後は自宅でゆっくりと過ごしてほしい、部活がない日や土日くらいはなるべくフリーに過ごしてほしい(受験期は別として)、健康的な生活を送ってほしいとの思いからです(部活動で疲れ切った後に家で食事をしてその後に眠い目をこすりながら塾で勉強することはどう考えても非効率であり過酷すぎて自分の子供にはさせたくないかなぁ・・と個人的には思ったりします)。その根底には誰であっても本当に集中した学習であれば受験期以外は週に5日程度 毎回1時間前後で十分な成績をあげることができるとの確信があるからです。佐々木塾は通塾頻度や学習時間についての縛りはありませんが、運動部以上に過酷?で練習時間が長い某文化部の女子生徒たちが夜7時30分前後から部活帰りに毎日塾に来て頑張っています。男子生徒も負けじと頑張ってほしいものです。
さて、新年度最初の定期テストですが共通目標は400点以上(達成者は450点以上)としています。とはいえ、例えば250点前後の生徒が1ヶ月2ヶ月頑張って400点をクリアーできるなどという甘い話はあるわけはなく仮にいきなり達成できたとしてもリバウンドが待っているかもしれません。そんな訳で、実質的には400点以上(もしくは上位層)の生徒は確実に400点以上(もしくは上位層)をキープしてもらい、400点にあと一歩の生徒はぎりぎりでも400点に滑り込み、350点に満たない生徒はまずは着実に前回の点数+50点達成をイメージしています。ただし中1生は全員が400点以上、中学生全員は理科・社会80点以上は必達したいと考えています。
中1生全員が400点以上、中学生全員が理科・社会80点以上を必達させるために最もハードルが高く重要なのは、小学時代に国語力・計算力をおろそかにしてきた中1生や1度も350点、いやいや300点以上取ったことがない中2・3生をどう導くかだと考えています。そのような生徒が当塾に在籍しているかどうかは別として、いるとした場合、学習スタイル・学習習慣の確立は当然必要ですが、週2回の集団授業(参加できない場合は個別に代替)で、とことん考えさせ記憶させること、大きな刺激をあたえてあげることが1つの突破口だと考えています。開業から2年、どうしたら全ての生徒達の成績を上げることができるかを模索し、時として壁にぶち当たりながらも授業スタイルをどんどん改善(?)変化させてきました。6月はその審判を定期的に受ける時でもあります。