佐々木塾はこう考えます(その3 英数先取り学習)
「先取り学習」については賛否が分かれるところかと思います。よく言われるメリットとデメリットをあげてみます。
◇メリット
・受験に有利になる。・学校の授業の理解度が早くなる。・人より進んでることで自信になり勉強が好きになる。
◆デメリット
・学校の授業を聞かなくなる。・子供の負担になる(勉強が嫌いになる)。・受験のための勉強になってしまう。・勉強ができると勘違いしてしまう。
どちらもそれぞれ一理あるように思います。いずれにしろ、大切なのは学習習慣を身につけること、きっちり理解をすることなのは言うまでもありません。
佐々木塾は特に小学コースにおいて「英語」「数学(算数)」の先取り学習を行います。なぜかというと、佐々木塾は上位高、その先の難関大学を目指す子供たちに可能な限りのサポートと教育環境を提供する学習塾でありたいからです。
難関大学・医学部を目指すうえで「英語」はできて当たり前(スタートライに立てる)、「数学」は合否を決める科目と考えます。いずれも学力の向上には長い時間を要し、いずれかでも苦手な場合は難関国立大学や医学部受験には致命的ともいえます。私自身、社会人になっての医学部再受験では(詳しくは塾長インタビューをご覧ください)、得意なはずの数学に最も苦労しました(毎月「大学への数学」を購読し受験勉強の半分以上は数学でした)。
首都圏や関西圏の子供たちは中学受験を行い、よりレベルの高い中高一貫校へ入学することで大学受験に備えます。数学や英語は遅くても高3になるまでに(早ければ高校1年で)高校過程を終了し残りの期間は受験英語・受験数学に没頭します。
一方、秋田の地においては中高一貫校から難関大学・医学部を目指すルートは限られており公立高校のカリキュラム・進度ではとても太刀打ちできません。秋田県は学力テストにおいて全国的にも優秀と言われながら、難関大学・医学部へなかなか進学できない大きな要因に、この教育環境の違いがあると考えます。
佐々木塾の「英語」「数学(算数)」の先取り学習は首都圏の中学受験専門塾とは若干毛色が違います。なぜなら中学受験希望者がほとんどいないからです。英語は中学教科書を使用し音読を主体として4技能(読む・書く・聞く・話す)を広く学びます。算数は思考力を要する問題をじっくり考えてもらい数学的なセンスを徹底的に鍛えます。