佐々木塾はこう考えます(その1 土台は国語力)
先日ありがたいことに1件の問い合わせをいただきました。「今度小学4年生になる息子ですが、どの科目に一番力を入れるべきでしょうか?
それは「国語力」です。とお答えしました。
同じ授業を同じ時間受けているにも関わらずテストで30点の人、60点の人、満点の人・・この違いはなぜ?集中力?問題集?勉強方法?・・いろんな答えがありますが本質的には「国語力」の差と考えます。統計的に5科目の平均点は実は国語の点数との相関関係が一番強いのです。あらゆる科目の問題を解くこととはまずは問題の意図を理解し、その意図にそって表現(回答)することであり(理解し表現すること⇒)国語力がすべての科目の土台といっても過言ではないのです。勉強に限らずスポーツや芸術でも一流といわれる人は往々にして国語力に優れています。イチロー、松井、羽生結弦・・彼らの素晴らしいインタビューの受け答えを聞いてください。全くの初対面でも話しているとこの人デキル!!経験ありますよね。国語力のある人はインプット力(吸収する力)に優れているのです。コーチから同じことを言われても人によって国語力の違いで理解度や咀嚼し自分のものにする力に大きな差が生じるのです。
国語力とは①語彙力(漢字・言い回し・・)②理解力(読解力)③表現力(作文・小論文・面接など)を言います。理解度(読解力)は地頭の良さによるものと考える人がいます(自分もそうでしたが)。そうではなく実は語彙量や知識量に比例します。一番の土台は語彙力です。語彙力を増やし理解力をつけ表現力を磨くことで国語力は向上し、それがすべての科目の成績向上につながるのです。
佐々木塾では特に小学コースにおいて国語力を強化するカリキュラムを準備しております。