秋田市内には多くの学習塾があり、それぞれにスタンダード(標準・基準)があり、それぞれに成果をあげているようです。佐々木塾のスタンダードは他塾の一般的なスタイルとは異なる部分が少なくないようですが、決して他塾を否定するものではありません目指すべきものは同じ、アプローチが異なるだけです。尚、現在のスタンダードは、これまでに改善を重ねた結果であり開業当初から大きく変貌しております。今後も改善は続けていきます。

その1・・オンとオフの明確化:心身に負担をかけすぎず部活動と両立

当塾の中1・中2生の一般的な通塾パターンは部活動を終え可能な限り学校から塾に直行し補食をとって勉強開始、通塾頻度は週2日(授業日)+1日(部活動がない日)の合計3日、塾での学習時間は授業を入れて合計1時間~2時間程度。塾は遅くても20時30分には終了し土日と平日の夜は基本フリータイムで心身に負担をかけすぎず部活動との両立を可能にしています。ただし、定期テスト1週間前からは土日含め毎日通塾し1日3~4時間以上のテスト対策勉強を行ってもらいます。このパターンで9割前後の生徒が440点以上もしくは学年10位以内(附中生は学年70位以内)もしくは入塾後90点以上の点数アップを達成しています。「部活動で疲れ切った体で帰宅し食事をとってから通塾し眠いまなこをこすりながら夜遅くまでの授業や自学」このパターンだと中学時代の自分では心折れてるでしょう。自分ができないことを生徒にやれとは言えません。

ただし、中総体等が終わった後の中3生は徐々に通塾頻度や塾での学習時間を増やし秋頃までには多くの生徒が平日毎回(週5日)通塾し1日3時間以上の学習を行います

その2・・基礎(教科書・ワーク)が何より重要!

佐々木塾では専用テキストはありません。なぜなら教科書・ワークを何より大切にしたいからです。専用テキストがあると教科書・ワークが中途半端になる危険性があります。授業は教科書をベースに適宜プリントや問題を配布します。中1生には計算ドリルと英語ドリル、中2生には計算ドリル、中3生には英語長文演習・国語文法演習・国語長文演習などを毎回配布します。塾での自学はワークをメインに行い不安なところがあれば常に教科書に立ちかえるとを徹底します。これまでに定期テストで学年1位の生徒2名のテスト勉強はいずれも塾の授業以外はワーク・学校から配布されたプリントだけを使用し、教科書に立ちかえりながら、完璧になるまで反復を続けていました。定期テストだけでなく実力テストや大手学習塾の模試でもトップクラスの成績でした。

その3・・塾の授業は短時間集中・先取り・実践的(アウトプット重視)です。

佐々木塾の授業時間は1回40分、時間は短いですが高密度です。①英数理は教科書・ワーク・過去問を使用しポイントを絞り学校の先取りを行います。よって学校の授業は復習の場となります。更に、②5科目アウトプットトレーニング(1人1人に口頭で問題を出し瞬時に答えてもらう)や③数学の重要問題演習の反復を行います。5科目のワークや英語の教科書の音読・和訳・キーセンテンス暗唱は自学で進めてもらい授業の大半はアウトプットトレーニングを行います。

その4・・少人数制へのこだわり:徹底的なフォロー

佐々木塾の定員は各学年最大10名にしています。なぜなら生徒一人一人の成績を上げるためには、個人塾の生命線ともいえる生徒一人一人のフォローが重要であり塾長の直接指導では10名程度が限界だからです。例えば途中入塾者で英語や数学が苦手な生徒(は多いです)については、個別の課題や補習できっちりフォローします。具後的には英語の教科書を初めからノートに全訳させ添削し見直しをさせる、英語・計算の10分間ドリル全問を添削し完璧になるまで何度も何度も解き直しさせるなどです。苦手科目が克服できれば、他の科目含め全体の成績がどんどん上がっていきます。

その5・・・学年の壁を越えて

佐々木塾では学年毎に集団授業を行いますがどの授業に参加するのも自由としています。小学生もクラシックコースであれば中学のどの学年の授業にも参加できます。意欲的な生徒は上の学年の授業に参加しています。苦手な科目がある生徒は(いや、むしろ成績が良い生徒ほど)下の学年の授業を横目で聞いています

中総体以降、中3生は週4日授業がありますが同じ日に中1生もしくは中2生の授業も行うので毎回復習を兼ね合計90分程度の授業に参加することが可能です。集中力に満ちた教室で週5日3時間の自学と週4日90分の高密度な授業、ここまで行うことができれば間違いなく成績は一気に上がります。